ゴジラアニメーション三部作がいよいよ完結、
を観てきました!
前作の感想はこちらになります。
↓第1章↓
↓第2章↓
それでは感想を書いていきます!
※ここから先ネタバレ注意!オチもあるので自己責任で
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作品紹介
キャスト
ハルオ・サカキ:宮野真守
ユウコ・タニ:花澤香菜
マーティン・ラッザリー:杉田智和
アダム・ビンデバルト:梶裕貴
エリオット・リーランド:小野大輔
ウンベルト・モーリ:堀内賢雄
ハルエル・ドルド:中井和哉
エンダルフ:山路和弘
マイナ:上田麗奈
ミアナ:小澤亜李
ハルカ・サカキ:早見沙織
アキラ・サカキ:鈴村健一
あらすじ
21世紀初頭、ゴジラに地球を奪われた人類は、一部の人類を他恒星系への移住に送り出すも、計画は失敗に終わる。失意のまま地球へと帰還した人類を待ち受けたのは、二万年後の変わり果てた姿になった地球だった。
あらゆる動植物がゴジラ細胞を持つ<怪獣惑星>と化した地球。そこに君臨するのは体高300mを超える史上最大のゴジラ<ゴジラ・アース>だった。
ゴジラ討伐に執念を燃やす主人公ハルオは、人類の遠い子孫である種族フツアと出会う。ハルオたちは、フツアの双子の姉妹マイナとミアナの導きにより対G決戦兵器・メカゴジラの残骸が、増殖を続けていることを発見。引用元:
前回記事の考察から
感想の前に前作の時に書いた記事の考察から答えを照らし合わせてみます。
- 「フツア」は人間にモスラの遺伝子が?
→その通りで、シルエットとしてモスラの姿もありました。
- ハルオがナノメタル化しなかったのはフツアの鱗粉の効果?
→ガルドの企みでナノメタル化しようとしたハルオ以外の人類も「フツア」の治療を受けたものは全員ナノメタル化しませんでした。
- ユウコは生きているか?
→心臓はナノメタルの力で動いているから生きているものの脳が停止していたので意識は取り戻しませんでした。
→言うまでもないですね笑
感想
窮地に追い込まれた人類の姿がリアル
前作でゴジラに唯一勝てる要素としてあったメカゴジラの元になったナノメタルの要塞とヴァルチャー。
しかし、ハルオがユウコを助けようとしたことでゴジラに負けてしまいます。
それで心の折れた多くの人類はメトフィエスたち宗教種族の「エクシフ」の信者となっていきました。
すがるものが無くなった途端、神へすがるために宗教に入っていく姿がとてもリアルでした。
ゴジラVSギドラが物足りない
映画のチラシなどを見ると何と言っても今回の見どころとなるゴジラVSギドラですね。
しかし、今作はゴジラとギドラの戦いよりも人類の争いに重きを置いていました。
ラストにゴジラとギドラの戦いがあるものの最初はメトフィエスによってギドラへの攻撃が当たらず、後半にはハルオがメトフィエスを止めたことでギドラにバンバン攻撃を当てるゴジラが圧勝という形でした。
そのせいもあってあまり迫力も感じず今までの臨場感もなかったので少し物足りなかったです。
完結と言うにはモヤモヤする
今作で完結となりましたがモヤっと感がありました。
まあ脚本が虚淵さんということもあったので最後は視聴者に委ねる感じかな?と予想していましたが…。
オチを簡単に言ってしまうと
- 地球のことを考えるとゴジラよりもギドラを倒そう
- ゴジラが勝った後、生き残った人類は「フツア」と生活を始める
- 何としてもゴジラを倒したいハルオがナノメタル化したユウコを連れてヴァルチャーでゴジラに突っ込む
「フツア」と生活を始めた上、ハルオはマイナとの間に子供ができていました。
なのでそのままゴジラはいるけど地球で楽しく生活していくのかと思っていたのですがメトフィエスと同じようになるのを避けて、ハルオは人類が持っていた目標「ゴジラを倒して地球を取り戻す」ためにヴァルチャーでゴジラに突っ込んで死にました。
そのシーン後、ゴジラは映されていませんが今まで散々倒そうと攻撃しても生きていたゴジラをそれで倒せるわけないので目標は達成できていませんね。
どの視点から見ても誰一人幸せになっているようにも思えないし、ゴジラも倒せていないので完結というにはモヤモヤが残りました。
最後に
三部作の完結編。
今までの二作がよかったこともあって少し残念でした。
しかし、アニメシリーズが初めてのゴジラで他と比べることができませんが全体を通しての評価とするなら初心者でも楽しく観て行くことができる作品です!
ゴジラに馴染みがなくてもこれを機会に観てみるのもいいかもしれませんね。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!