ゆずの坂

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映画の感想やまんがタイムきらら系など書いてます。

【感想】「THE FIRST SLAM DUNK」- クオリティが高すぎて炎上していたことを忘れそうになる

前回の更新から約3年ぶりにブログを書きます。

 

前から知ってる人はお久しぶりです!

初めて見てくれた人は初めまして!

 

本日12月3日に予告が出た時には日本中が盛り上がり

公開前にはいろいろあって物議を醸して炎上した、

THE FIRST SLAM DUNK

を見てきました!

 

 

youtu.be

 

 

Twitterにも書いてあるのですが、

本当におもしろい作品でした!!

 

あまりにもおもしろかったので

久しぶりに筆を取って(ブログの場合はキーボード?)

感想を書いていきます。

 

※多少ネタバレがありますので、観ようと思ってる方はブラウザバック推奨

 

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知識的には、にわか程度

はじめに僕は熱狂的なファンというわけでもなく、

世代でもありません。

 

15年前くらいに再放送してたアニメを飛び飛びで見てて、

漫画は10年前くらいに一度だけ一通り読んだくらいのやつです。

 

なので湘北メンバーのメインどころや魚住、仙堂を知ってる。

いわゆるみんなが知ってるような名言や名シーンがわかる程度です。

 

今回の山王戦も試合の結果は覚えていたって感じです。

 

そんな、にわか野郎でございますが、最初にも書いてる通り、

本当におもしろかった!!

 

正直、スラムダンクってこんなにおもしろかったっけ??

って思ってしまうくらいでしたw

 

さて前置きが長くなりましたが、

ここから本編の感想を書いていきます!

 

主役は宮城リョータ

スラムダンク」の主人公といえば桜木花道ですが

今作では、リョーちんこと宮城リョータが主人公となっています。

 

予告編とかでやけに宮城にスポットが当たってる感があったのには

これが理由だったんですね。

 

本編は山王戦の合間に宮城の家族の話を挟んでストーリーが進んでいきます。

 

今回初めて知りましたが、宮城って沖縄出身だったんですねw

一応原作内でそういう話ってあったのかな?

 

しかも兄と妹がいたことも初めて知りました。

そして、小学生の頃には父親は亡くし、その後兄のソータも亡くなっているという

重めの過去があるとは思わなかった…。

 

そんな過去を乗り越えながら成長する

宮城リョータ視点での山王戦が今作では楽しめます!

 

試合と宮城の過去編のバランスが良い

先ほども書きましたが今作は

山王戦の合間に宮城の家族の話を挟んでストーリーが進んでいきます。

 

テレビアニメでこのやり方は見ててキツくなる

1本2時間で見せる映画ならではのストーリーの進め方ですね。

 

この進め方も塩梅が大事だと思いますが、

今作はこの塩梅が本当にいい!

 

どちらかに比重が偏りすぎると見てて、

内容が一辺倒に感じてしまいますが、そんなことは一切感じませんでした。

 

むしろ話が進むほど、山王戦への宮城の思いが伝わってきて

より没入させてくれました!

 

亡くなった兄も「山王に勝つ!」としていたことを

試合のラスト前に見せてきた時は泣いちゃいましたね…。

 

試合の映像の迫力が凄い!

個人的に今回一番見入ってしまったのは、

試合の映像の臨場感です!

 

今回の絵柄がテレビアニメとは違い、

原作絵をそのままアニメーションに落とし込んだ感じです。

 

そしてその絵をモーションキャプチャーを使って動かしているので

原作絵が立体的に動いていました!

 

話によると(ネット情報)テレビアニメ版に

井上先生はめちゃくちゃ不満があったようなので

その不満を全て無くして自分が満足できる

最高の映像を作れていたのではないかと思います。

 

僕自身、普段からアニメや映画を見ていますが

ここまで迫力を感じられたアニメは初めてかもしれません!

 

正直、ストーリーに興味がなくても

試合映像だけでも見る価値があるかと思います。

 

最後に

・前売りチケット販売後に声優変更の発表

・製作陣の作品をバカにしたような発言

 

といった炎上しても仕方がないことが公開前にあり、中には

「絶対に見ないわ!」

「こんなスラムダンクはファンは求めてない」

といった方もいました。

 

しかし、見たら今まであったことがどうでも良くなるほど

最高の作品に仕上がっていると思います!

 

正直、誰もが納得できるレベルのものが作れたから

わざと炎上して話題を作って(いわゆる炎上商法)、

多くの人に見てもらえるようにしてんじゃないのかな?

なんて映画を見た後には思いましたw

 

たしかに良いやり方ではなかったと思いますが、

一度でも観ようと思った人は観に行くことをオススメします!

 

それでダメだと思うならいくらでも文句を言ってもいいと思うので

とりあえず見てみましょう!

 

僕は今回の映画をきっかけにもう一度原作を読んでみたいと思います。

 

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!