ゆずの坂

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「蚤とり侍」- 一昔前のバカ殿のような作品だった【感想・ネタバレ】

こんにちは、yuzufhanaです!

 

今回は

蚤とり侍

を観てきました!

 

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初めて予告を観た時から気になっていた作品でした。

 

俳優陣に阿部寛さんをはじめ、

寺島しのぶさん、豊川悦司さん、斎藤工さん、松重豊さん

と言った豪華キャスト陣の作品ですね。

 

 

それでは、感想・ネタバレの方を書いていきます!

 

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作品紹介

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「のみとり侍」予告

 

あらすじ

越後長岡藩士として出世コースを邁進する小林寛之進(阿部寛)は、ある失言から、藩主・忠精(松重豊)の逆鱗に触れ、左遷されてしまう。その左遷先は、猫の"蚤とり"を生業とする貧乏長屋。そこには、旦那の甚兵衛(風間杜夫)と女房のお鈴(大竹しのぶ)、貧しい子供たちに読み書きを教える友之介(斎藤工)が暮らしていた。戸惑う寛之進の初めての猫の"蚤とり"客は、亡き妻・千鶴に瓜二つの女・おみね(寺島しのぶ)!この運命的な出会いに胸高鳴る寛之進であったが、彼女から浴びせられたのが、この一言。
「この、下手クソが!!!!」
猫の“蚤とり”とは、女性に“愛”をご奉仕する裏稼業であったのだ! 

のみとり侍 || TOHOシネマズ

 

監督・脚本:鶴橋康夫

原作:小松重明

 

キャスト

阿部寛

寺島しのぶ 豊川悦司 斎藤工

風間杜夫 大竹しのぶ 前田敦子 松重豊

桂文枝

 

 

大まかな流れ 

エリート藩士の小林寛之進(阿部寛)はある時、藩主・忠精(松重豊)の逆鱗に触れて『猫の蚤とり』に左遷されてしまう。

 

 

寛之進は左遷先に向かうと『猫の蚤とり』はお客の飼い猫の蚤とりをする一方でお客に愛をご奉仕する仕事だと知る。

 

 

最初の客は亡き妻に瓜二つの女・おみね(寺島しのぶ)だった。早速、ご奉仕をするも「この、下手くそが!!」と言われ落ち込む寛之進。

 

 

寛之進はある日、江戸一の伊達男・清兵衛(豊川悦司)と出会い、女の悦ばせ方を教えてもらうことになった。

 

 

寛之進は清兵衛に教わった通りにおみねに愛のご奉仕をすると満足してもらうことができた。

 

 

「蚤とり侍」として板についてきた寛之進であったが時代は蚤とり禁制の時代となっていき寛之進は見せしめとして処刑されそうになる。

 

 

そこに寛之進が属していた長岡藩の藩士が現れて寛之進を城へ連れて行く。

 

 

長岡藩の名誉を汚したとして処分をされそうになったが清兵衛によって助けられ、おみねと共に暮らしてくことになった。

 

 

感想

とにかく表情が素晴らしい!

お話自体が人間喜劇なので

全体的に観ていて面白かったです。

 

話はさることながら役者陣の表情の豊かさは特にサイコーでした。

予告だけ観てもこれはよくわかると思います。

 

 

喜劇ということもありますが

一つ一つのリアクションがオーバーで

表情も固まらずに動きまくるので観ていて飽きません。

 

 

阿部寛のご奉仕シーンが凄い

テルマエ・ロマエ」や「見参者」シリーズなどで有名な阿部寛さん。

 

そんな阿部さんがした

今回の寺島しのぶさんをご奉仕するシーン(いわば濡場シーン)が

なかなか凄かったです。

 

 

全くと言っていいほどそういうイメージのなかった阿部さんが

寺島さんの足を舐めたり、耳をハムッとしたり、プレイ的な罵りをしていたので

とても衝撃を覚えました。

 

阿部寛はここまでできるのか?」と

演技の幅の広さに尊敬します。

 

 

清兵衛のご奉仕を覗く寛之進がおもしろい

先ほど阿部さんが寺島さんの足を舐めたり、

と言ったことを書きましたが

これは全て豊川悦司さんが演じる清兵衛が女性にご奉仕しているところを

覗いてそのままマネをしてやったことでした。

 

 

この覗いていた時のシーンの阿部さん演じる寛之進の行動が

とても笑えました。

 

最初は部屋の外からそっと見ていた寛之進が

清兵衛たちがエスカレートしていくにつれて

寛之進が部屋に入っていき衝立一枚のところまで行って

見ているのが面白かったです。

 

「絶対見てるの女性にバレてるだろ!」なんて思いますが

喜劇なので気にしてはいけませんね笑

 

 

最後に

エロがあるのはわかっていた作品ではありましたが

エロを感じさせない面白さがありました。

 

まるで一昔前のバカ殿のコントのようです。

 

エロがあると抵抗がある方も多いかもしれませんが

笑える作品であるので一度観に行ってみてはどうでしょうか?

 

 

それでは最後まで読んでいたただき

ありがとうございました!

 

 

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