ゆずの坂

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映画の感想やまんがタイムきらら系など書いてます。

殺す事でいいことは何も起きない -「不能犯」

こんにちは、yuzufhanaです!

 

 

今日は朝5時に起きて朝活をした後に

不能犯を観てきました。

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こちらも「羊の木」と同じくマンガが原作であったんですねー

 

↓期間限定無料で読めるようです

 

 

今思うと朝から観るにはハードな作品でした笑

それでは感想を書いていきます!

 

 

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作品紹介

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映画『不能犯』本予告

 

 

あらすじ

「・・・愚かだね、人間は」
都会のど真ん中で、次々と起きる変死事件。現場では、必ず黒スーツの男が目撃される。男の名は宇相吹正(松坂桃李)、
ある電話ボックスに殺してほしい理由と連絡先を残すと、“願い”を叶えてくれる男だ。ただし、依頼人の殺意が純粋でないと、恐ろしい事態を招くという。さらに、ターゲットは確実に死に至るのだが、その死因は病死や自殺に事故ー
そう、宇相吹の犯行は、<見つめるだけで相手を死に追いやる>ため、罪には問われない<不能犯>なのだ。果たして、その手口とはー?*1

 

監督:白石晃士

脚本:山岡潤平白石晃士

原作:文月新、画:神崎裕也

 

キャスト

松坂桃李 沢尻エリカ

新田真剣佑 間宮祥太朗 テット・ワダ 菅谷哲也

岡崎紗絵 真野恵里菜 忍成修吾 水上剣星 水上京香

今野浩喜 堀田茜 芦名星

矢田亜希子 安田顕 小林稔

 

 

不能犯とは?

最初に作品名の「不能犯」とは何なのか?ですがこう説明されています。

<思い込み>や<マインドコントロール>で殺すなど、

目的は犯罪だが、

常識的に考えて立証不可能な行為。

そのため、たとえ相手が死んでも罪に問われない。

*2

ということです。

 

 

思い込みで人を殺すって怖すぎる((((;゚Д゚)))))))

 

 

たしかに思い込みの力は強いみたいで聞いたことある話だと思い込みの激しい人で男なんだけど「お腹に子供ができた」って思い込んでお腹が膨れる、想像妊娠ができた例もあるみたいだから強く思い込みをさせることで人を殺すことが可能ではあるんでしょうね。

 

 

それにしても不能犯は恐ろしすぎです。 

 

 

頭がおかしくなりそう

初っ端から頭がおかしくなりそうでした(^^;;

 

 

「電話ボックスに殺してほしい理由と連絡先を書けば殺してくれるらしいよ〜」

みたいなのを交差点をたくさんの人が歩いている映像の裏で女性の声が流れ始めるのですが途中から何人もの男女の声で

殺す!殺す!殺す!

って怖すぎるわ!!

 

 

僕がマインドコントロールをかけられるかと思いました(^◇^;)

 

 

こんな感じで始まり、何人もの人が次々と依頼しては殺させていました。

 

 

したことで真実を知る

たくさんの人たちと関わっていくと一度はイラっとして「あいつ殺す!!」って思うことがあるかもしれません。

 

 

でも大体の場合は

  • 「殺す」ことは人として間違ってる
  • 倫理的にダメ
  • 犯罪だからできない
  • ただ言いたいだけ

って感じになると思います。

 

 

そしてこの作品の場合は自分の手でやりたくないから「不能犯」の宇相吹正に依頼するということになります。

 

 

それでたくさんの人が依頼しては「不能犯」が殺していくのですが、、

 

 

この殺人後にあった依頼者の描写で殺させたことによって知りたくもなかった『ある真実』を知るシーンがありました。

 

 

※点線より下は一部ネタバレになります。 

 


 

  • 出張が多い夫と家で待つ妻

妻が料理をしているところに帰ってきた夫。

 

「部屋のアロマ変えた?いいアロマだね」と仲良く抱き合いながら話していると窓の外から町内会長が覗いているのを妻が見て不信感を持つ夫。

 

次の日、夫が家を出た時に町内会長が家のゴミを漁っていたのでより不信に思う夫。

 

ある日、夫が帰ると泣いて怯える妻がリビングにいて、「窓を開けていたらいきなり町内会長が部屋に入ってきて襲われた」と言ったので夫が町内会長の家に「警察に通報しますよ!」と言ったところ「愛する奥さんに全てを話させるのか!?」と逆に怒られ帰る夫。

 

完全に怒った夫が「不能犯」に依頼して町内会長を殺させた。

 

不能犯」から封筒に入っていた町内会長が漁っていたゴミを渡され、「今日は出張はやめてお家に帰ってあげたらどうですか?」と言われ封筒の中身を見た夫はすぐ家に帰宅。

 

帰るとそこには知らない男と女2人、そして妻がいた。

 

妻は夫が出張中にBARで知り合った人と一緒に家で覚せい剤を使っていた。

 

町内会長はたまたま窓の外から覚せい剤を使おうとしていた妻を見つけ、止めようとして争っていたのです。

 

怒り狂った夫はその場にいた男と女2人を灰皿で殴り殺して、殺されそうになった妻はキッチンから包丁を持ってきて夫を刺し、刺された夫は妻も灰皿で殴り殺しました。

 


 

 

町内会長を殺さなければ知ることのなかった真実、

最終的には依頼者も死ぬという最悪なシナリオになりました。

 

 

今作ではこのようなシーンが他にもありましたが、

あとは実際に映画を観てみてくださいね(^^)

 

 

最後に

原作を知らずに観ているので比較はできませんが

いい意味で薄気味悪く、とても面白かったです。

 

イケメン俳優の松坂桃李さんの不気味さは素晴らしいものでした!

 

 

今作では人間の愚かさ、闇に落ちる瞬間がよく出ていると思います。

 

 

多少グロいですが大丈夫な方は是非観て観てくださいね!

 

 

それでは最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

 

 

主題歌

愚か者たち

愚か者たち

  • GLIM SPANKY
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes